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ドアクローザー交換の費用は?自分でやる方法と失敗しない業者選び
「玄関ドアが激しい音を立てて閉まる」「最後までしっかり閉まらない」などのトラブルは、ドアクローザーの不具合が原因として考えられます。
適合製品を選定し、正しい手順を踏めばご自身での交換も可能ですが、誤るとトラブルの悪化や想定外の費用の発生につながりかねません。
本記事では、自分で交換できるかの判断基準や、適切な製品の選び方、交換費用などについて解説します。
DIYか専門業者への依頼かでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
ドアクローザーとは
ドアクローザーは、油圧によりドアの開閉速度を制御し、安全かつ静かに閉めるための装置です。標準的な耐用年数は約10〜20年とされています。
バタンと大きな音がする・完全に閉まらないなどの原因と対処法
ドアクローザーの不具合による主な症状と対処法は以下の通りです。
| 症状 | 対処法 |
| 本体から油が漏れている | 交換 |
| ドアが勢いよく閉まる | 速度調整ネジで開閉速度を調整する |
| ドアの開閉動作が極端に重い・軽い | |
| ドアが最後までしっかり閉まらない | |
| 開閉時に「ギギギ」「ガタン」などの異音がする |
|
微調整で改善する場合もあるため、まずは状態を確認してみましょう。
トラブルを放置することによるリスク
ドアクローザーの不具合を放置すると、以下のようなリスクが生じます。
- 指挟みなど、思わぬ怪我につながるおそれ
- 建物やドア本体・ドア枠・鍵などの部品の破損や、激しい閉扉音による近隣との騒音トラブル
特に小さなお子様やご高齢の方は怪我をするリスクが高いため、早期の対応が必要です。
ドアクローザーの交換費用
ドアクローザーの交換には、専門業者に依頼するケースと、ご自身で行うケースの2種類があります。ここでは、それぞれの費用相場や特徴について詳しく解説します。
自分で交換する場合の本体購入代金と工具費用
ドアクローザーの本体は、ホームセンターやインターネット通販で購入できます。
ご自身でドアクローザーを交換する場合の費用は以下の通りです。
| 項目 | 費用相場 |
| ドアクローザー本体代金 | 約5,000円〜15,000円 |
| 工具代金(必要な場合) | 約500円〜2,000円 |
| 合計費用 | 約5,000円〜17,000円 |
木製・アルミ製・スチール製など、ドアの種類によって本体代金が異なります。購入する際は、あらかじめ設置するドアの種類を確認しましょう。
専門業者へ依頼する場合の費用相場と作業工賃の内訳
専門業者へ依頼する場合の費用は以下の通りです。
| 項目 | 費用相場 |
| 費用相場 | 合計費用 |
| 作業工賃 | 約10,000円〜15,000円 |
| 出張費 | 無料〜約5,000円 |
| 合計費用 | 約20,000円〜40,000円 |
ドア枠の破損修理や新しいネジ穴の加工が必要な場合は、追加工賃が発生する可能性があります。費用に関するトラブルを防ぐためには、事前に複数社へ見積もりを依頼し、費用の総額を確認しておくと安心です。
費用だけで決めるのは危険?隠れたコストとは
DIYは一見すると費用を抑えられるように思えますが、以下のような隠れたコストがあります。
- 専用工具の購入費
- 製品を間違えた際の再購入費
- 設置時の破損事故による床や壁の修繕費
特に既存モデルが廃番になっている場合は互換性の高い製品を選ぶ必要があります。豊富な製品のなかから最適なものを選ぶには、専門業者へ依頼するのが確実です。
自分で交換できる?業者に頼むべき?判断基準とDIY手順
ドアクローザーはDIYで交換できますが、ドアの種類や不具合の状況によっては、専門業者へ依頼した方が安全なケースもあります。
ここでは、ご自身で交換できるかどうかの判断基準について解説します。
万能型(取替用)製品を活用して自分で交換できるケース
ご自身で交換できるケースは以下の通りです。
- 既存品と同型番を用意できる場合
- 万能型(取替用)を設置できる場合
- 木製ドアなど、穴あけ加工やネジ留めがしやすい材質の場合
万能型(取替用)とは、メーカーや型番が異なる既存製品のネジ穴を再利用し、新しいドアクローザーへ交換できるように設計された製品のことです。
ただし、既存のネジ穴が摩耗・破損している場合は設置できない可能性があります。
専門業者への依頼が必要なケース
専門業者への依頼が必要なケースは以下の通りです。
- 型番が分からず、適合する代替品の選定に不安がある場合
- スチール製やアルミ製のドアで、新たな穴あけ加工が必要な場合
- 既存のネジ穴が潰れている、またはドア枠・アーム固定部が歪んでいる場合
ドアの穴あけ加工が必要な場合、電動ドリルなどの工具を新たにそろえる必要があります。施工の難易度が高いうえに工具代もかさむため、結果的に専門業者へ依頼した方が費用や手間を抑えられるケースも少なくありません。
【注意】DIYでよくある失敗・リスク
ご自身で施工する場合は、事前に起こりやすい失敗やリスクを把握し、適切な対策を講じておきましょう。
特に起こりやすいトラブルは以下の通りです。
- 不適合な製品の購入
- 取り付け向きや左右位置の誤り
- ネジ穴のサイズ・位置の不一致
- 作業時のドア枠や周囲の傷・破損
作業手順や工具の扱いに不安がある場合は、専門業者への依頼をおすすめします。
自分でドアクローザーを交換する方法
万能型(取替用)ドアクローザーは、既存のネジ穴を活用して設置します。ここでは、具体的な手順と、作業のポイントについて解説します。
ドアクローザー交換に必要なもの
万能型(取替用)ドアクローザーを設置する際に必要なものは以下の通りです。
- 設置するドアクローザー本体
- プラスドライバー
- メジャー
- マスキングテープ
- 油性ペン
- 脚立(または安定した踏み台)
耐荷重が不十分な脚立や、キャスター付きの椅子などを踏み台代わりにするのは大変危険です。安全に作業を進めるためにも、適切な作業環境を整えましょう。
古いドアクローザーを安全に取り外す手順
古いドアクローザーを取り外す手順は以下の通りです。
- アームとドア枠をつなぐブラケットのネジを外し、アームを分離させる
- 本体を支えながら、本体固定ネジを緩めてベースプレートから取り外す
- ドア本体に残ったベースプレート(取付板)のネジを外して取り外す
ドアクローザー本体は重量があるため、ネジを緩める際は本体を片手でしっかり支えながら作業を行いましょう。
新しいドアクローザー(万能型)を正しく設置する手順
新しいドアクローザー(万能型)を設置する手順は以下の通りです。
- ドア枠にブラケット(リンク部)を仮止め・固定する
- ドア本体にベースプレート(本体取付板)を取り付ける
- ドアの開閉方向に合わせて、本体にアームを取り付ける
- アームを取り付けた本体を、ベースプレートへ固定する
- アームとブラケット側のリンクを連結し、角度と長さを調整する
- 速度調整弁(バルブ)でドアの開閉スピードを調整する
設置後、実際にドアを開閉させて動作確認を行います。適度な速度で静かに閉まることを確認できれば交換作業は完了です。
ドアクローザーの交換を専門業者に依頼する3つのメリット
ドアクローザーの交換はDIYでも可能ですが、専門業者へ依頼することで得られるメリットも数多くあります。ここでは、専門家に任せる主な3つのメリットについて解説します。
1.自宅のドアに適した製品を選定してもらえる
ドアクローザーは、ドアの素材・重量・開閉方向・設置形態によって適合する製品が異なります。
特に既存の製品が廃番となっている場合、多種多様な商品のなかから適合品をご自身で選定するのは容易ではありません。
専門業者に依頼すれば、ドアの構造や使用環境を正しく見極めたうえで、最適な製品を選定してもらえます。
2.失敗のリスクを抑えられ短時間で安全に設置できる
ドアクローザーの交換は高い位置で作業するため、本体の落下による怪我や、床や壁を傷つけるリスクがあります。
また、無理に設置しようとするとネジ穴を潰してしまったり、ドアがスムーズに開閉しなかったりする施工トラブルにもつながりかねません。
経験豊富な専門業者に依頼すれば、怪我や自宅の損傷を防ぎ、安全に設置できます。施工時間も30分〜1時間程度で済むため、手間をかけずスムーズに交換できる点も魅力です。
3.施工後のアフター保証や施工保証を受けられる
DIYで設置する場合、施工後に不具合が発生してもご自身で対応しなければなりません。
一方、専門業者に依頼する場合、製品本体のメーカー保証に加えて、業者独自の施工保証(作業保証)が適用されるケースが一般的です。
施工後にドアの速度調整やネジの緩み、動作不良などの不具合が発生しても、保証期間内であれば無償で点検・再調整などのアフターフォローが受けられるケースが一般的です。
ドアクローザーの交換はどこに頼む?依頼先の特徴比較
ドアクローザーの交換を依頼する際、主な選択肢として鍵専門業者・ホームセンター・リフォーム会社などが挙げられます。
ここでは、それぞれの特徴やメリットを解説します。
即日対応・緊急時に頼れる「鍵専門業者」
鍵専門業者は鍵交換だけでなく、ドアや建具全般の知識・施工技術を兼ね備えています。
最大のメリットは対応の速さです。即日対応が可能な業者もあり、突然の故障や不具合といったトラブルにも柔軟に対応します。
また、ドアの形状や重量に合わせた最適な適合品をその場で正確に見極めてもらえるため、製品選びで失敗する心配もありません。
「ドアが閉まらない」「鍵がかかりにくい」など、早急な対応を求める方に適しています。
実物を見て購入・相談できる「ホームセンター」
ホームセンターは、店舗で実際の製品を確認しながら、購入とあわせて取り付け工事まで一括で依頼できる点が魅力です。
ただし、実際の施工は提携している下請け業者が行うケースが多く、施工完了までに時間がかかります。
交換作業を急いでいない、実物を確認したうえで慎重に検討したい方に適しています。
ドアごとのリフォームや補修も頼める「リフォーム会社」
リフォーム会社は、ドア本体の歪み調整や枠の補修など、建具全体を含めた総合的な提案を受けられる点が強みです。
ただし、会社によってはドアクローザー単体の交換工事に対応していないケースもあります。ドアクローザーの交換のみを希望する場合は事前の確認が必要です。
悪徳業者に注意!失敗しない交換業者の選び方
交換業者のなかには、不当な料金を請求する悪徳業者が存在します。高額請求や施工不良などのトラブルを回避するには、正しい業者選びが重要です。
ここでは、失敗しない業者選びのポイントを解説します。
現地調査や出張見積もりを無料で行う業者を選ぶ
ドアクローザーの交換費用は、ドアの材質や構造、既存の取り付け穴の状態などによって変動します。そのため、契約前に現地調査や見積もりを無料で行ってくれる業者を選ぶことが大切です。
見積もりを依頼する際に注意するべき点は以下の通りです。
- 出張料・見積もり作成料の有無
- 費用内訳の明記
特に費用内訳において、「作業一式」などと大まかに記載されている場合は、施工後に追加料金を請求されるリスクがあります。
施工後の作業保証(アフター保証)がついている業者を選ぶ
ドアクローザーの交換作業では、施工後に「異音がする」「開閉スピードが速すぎる・遅すぎる」といった不具合が生じるケースもあります。
そのため、製品自体のメーカー保証だけでなく、施工に関する独自の作業保証を設けている業者を選ぶことが大切です。
作業保証がある業者を選ぶことで、万が一の初期不良や施工後のトラブルが発生した際も、迅速かつ無償で再調整などの対応を受けられます。
まとめ
この記事では、ドアクローザーの交換方法や、専門業者に依頼する基準などについて解説しました。
ドアクローザーを安全かつ確実に交換するには、専門業者への依頼をおすすめします。専門家に任せることで、DIYによる施工ミスや製品の選定ミスを防ぎ、結果として無駄な出費を回避できます。
マルチ救急24は、ドアクローザーの交換をはじめ、ドアや鍵まわりの急なトラブルに迅速に対応しています。ドアクローザーの不具合や交換でお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
<執筆者名 山内まこと>
【Q&A】
- 賃貸マンションやアパートのドアクローザーであっても自分で交換していいですか?
まずは管理会社や物件のオーナーへ連絡してください。
経年劣化による不具合の場合は、貸主側の負担で修理・交換してもらえる可能性があります。
- 業者に見積もり依頼してからキャンセルしてもいいですか?
はい、ほとんどの業者でキャンセル可能です。
ただし、業者によっては「キャンセル料」や「出張費」が発生する場合があります。見積もり依頼の前に確認しておくと安心です。

