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空き巣に狙われやすい家の特徴は?今日からできる防犯対策を解説
「近所で空き巣被害があって心配」「うちの防犯は大丈夫?」と不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
空き巣に狙われやすい家には、いくつか共通点があります。適切な対策を講じることで、空き巣被害のリスクを下げることが可能です。
本記事では、空き巣に狙われやすい家の特徴から、防犯カメラを設置するなどの具体的な対策まで分かりやすく解説します。自宅の防犯に不安を感じている方は、ぜひ参考にしてください。
空き巣に狙われやすい家の特徴8選
「空き巣はお金持ちの家を狙うもの」「うちのような貧乏そうな家は狙われないだろう」と思われやすいですが、空き巣犯は家の立派さや綺麗さだけで侵入先を決めているわけではありません。
ここでは、空き巣に狙われやすい家の特徴を解説します。
人通りや街灯が少なく暗い立地にある
空き巣犯は、通報されないように人通りの少ない立地や時間帯を狙います。
具体的には、以下のような場所が狙われやすい傾向にあります。
- 街灯の少ない住宅地
- 行き止まりの奥
- 旗竿地
- 線路沿い
警察庁の調べによると、侵入犯罪の多くは窓ガラスやドアを破るなどして侵入するケースです。そのため、空き巣犯にとっては、人目につかないことが必須条件といえます。
また、線路沿いは夜間でも電車の走行音があり、不審な物音を隠しやすい点にも注意しましょう。
死角が多く、周囲から姿が見えにくい
人通りが多い環境であっても、家の周囲に身を潜められるところがある場合は油断できません。
具体的には、以下のような場所が死角になりやすいため注意が必要です。
- 高い囲い
- 見通しの悪いフェンス
- 生垣
- サンシェード
最近はプライバシー保護の観点から、玄関や窓の周辺に目隠しをつけている家もありますが、死角が多いことは空き巣犯にとって好都合です。
撤去できるものはできる限り取り除き、難しい場合は犯罪防止策を講じましょう。
玄関の鍵が古く、一つしかついていない
古いタイプの鍵には、ピッキングによる不正解錠への対策が十分でないものがあります。
ピッキングされやすい鍵は以下の通りです。
- ディスクシリンダー型:かつて多くの住宅で取り入れられていた鍵
- インテグラル型:ドアノブと鍵穴が一体化しており、勝手口などで使われている鍵
- 円筒型:主に室内用だが、古いアパートなどの玄関や勝手口に残っていることがある鍵
また、鍵が一つしかない(ワンドア・ワンロック)の住宅は、短時間で侵入できるため、空き巣犯にとっては狙いやすい環境といえます。
一軒家の2階やマンション高層階の窓を施錠していない
警察庁の調べによると、共同住宅の侵入手口の1位は「無締り」でした。また、一戸建て住宅においても「無締り」が2位に入っています。
「ゴミ出しに行くだけ」「近くのコンビニへ買い物に行くだけ」など、わずかな時間だからと鍵をかけずに外出してしまうケースは少なくありません。
なお、一軒家の2階やマンションの高層階であっても、窓を開けたままにしておくと、ベランダを足場にして侵入される可能性があります。
ほんの少しの間でも、確実に施錠することが防犯への一歩です。
郵便物や宅配物が放置されている
ポストに郵便物が溜まっていたり、玄関先に宅配物が置かれたままになっていたりすると、「長期間不在である」「防犯意識が低い」と判断され、空き巣に狙われるリスクが高まります。
空き巣犯はターゲット候補を選ぶ際に、ポストや周辺の状況から住民の生活パターンや不在の時間帯を把握しています。
このほかにも「数日間、駐車場に車が停まっていない」「夜でも洗濯物が干したままになっている」などの状況も、生活リズムを察知される要因です。
窓の近くに足がかりとなる植木・塀・室外機がある
高い位置にある窓や2階のベランダであっても、周囲に足がかりとなるものがある場合は油断できません。
足がかりがあると侵入されやすい場所は以下の通りです。
- ベランダの窓
- 2階の出窓
- 高所の採光用小窓
- トイレ・お風呂のルーバー窓
小さな窓であっても、縦横45cmほどあれば侵入される可能性があります。足がかりとなるものを撤去するだけでなく、窓の施錠の徹底が大切です。
一目で分かる防犯対策をしていない
対策がされていないと、空き巣犯に「防犯意識が低く、簡単に侵入できる家」と判断され、ターゲットにされるリスクが高まります。
一目で分かる対策には、以下のようなものがあります。
- センサーライト
- 防犯カメラ
- 補助錠(ワンドア・ツーロック)
- 防犯フィルム
- 防犯ステッカー
特に築年数の古い家は、鍵や窓の防犯性能が最新の基準を満たしていないケースも少なくありません。まずは鍵の交換や防犯カメラの設置など、できる対策から検討してみましょう。
近所付き合いがほとんどない
住民同士の付き合いが薄い地域は、見慣れない人が歩き回っていても警戒されにくく、空き巣犯にとって侵入しやすい環境になってしまいます。
近所付き合いが少ない地域に見られる主な特徴は、以下の通りです。
- 住民同士で挨拶を交わさない
- 立ち話をする姿が見られない
- 見知らぬ通行人に関心がない
日頃から近所の人と挨拶を交わすだけでも、空き巣予防に効果的です。このような意識は自宅の防犯だけでなく、地域全体の防犯力向上にもつながります。
【住宅タイプ別】空き巣に狙われやすいポイント
住宅の種類によって空き巣に狙われやすいポイントが異なります。
一軒家・マンション・アパートなど、お住まいの住宅タイプに応じたリスクを把握し、自分の家に適した対策を講じましょう。
一軒家:庭や勝手口など「死角の多さ」
警察庁の調査によると、侵入窃盗の発生場所別認知件数は、一戸建て住宅が29.1%を占めており、住宅タイプのなかで最も多い結果でした。
一軒家が狙われやすいポイントは以下の通りです。
- 高い塀や庭木により死角が生じやすい
- 通りから見えにくい位置に窓や勝手口がある
- オートロックがなく敷地内に侵入しやすい
オートロックのない一戸建ては敷地内へ入りやすく死角も多いため、短時間でも鍵を閉め忘れると、侵入リスクが高まります。
※参考:警察庁「住まいる防犯110番 侵入窃盗の発生場所別認知件数(令和7年)」
マンション:「オートロック・高層階」への心理的な油断
マンションでは「オートロックがあるから安全」「高層階だから侵入できない」と油断してしまうことがあります。しかし、マンションだからといってセキュリティが万全とは限りません。
マンションが狙われやすいポイントは以下の通りです。
- オートロックの隙をついた共連れ
- 工事の足場や配管などによる足がかり
- 無防備になりやすい屋上からの侵入
共連れとは、住民がオートロックを解除した隙を突いて侵入する手口です。住民同士の付き合いが薄いと、不審者の侵入を見逃しやすくなります。
アパート:共用部における「防犯設備の不足」
アパートは、マンションと比べて防犯設備が不十分な物件が多い傾向にあります。
アパートが狙われやすいポイントは以下の通りです。
- オートロックや防犯カメラなどの設備がない場合もある
- 賃貸の場合、個人で防犯設備を設置するのが難しい
- 住民以外でも共用廊下へ侵入しやすいつくりが多い
特に賃貸物件では防犯設備の工事が難しいため、原状回復できる防犯グッズの活用や、施錠の徹底などの対策が重要です。
空き巣が嫌がる家にしよう!今日からできる防犯対策
空き巣被害を防ぐためには、住宅の構造や環境に適した対策をとりましょう。
今日からできるおすすめの空き巣対策は以下の通りです。
- 短時間の外出であっても施錠する
- 防犯性の高い鍵へ交換・追加する
- 防犯カメラやセンサーライトを設置する
- 足場となる脚立やゴミ箱を撤去・移動する
- 窓ガラスに防犯フィルムを貼る
- 照明やテレビを活用して在宅に見せかける
それぞれ詳しく解説します。
短時間の外出でも施錠する
ゴミ出しや近所への買い物など、少しの外出でも確実に施錠することが重要です。
玄関以外にも、以下の箇所を忘れずに施錠しましょう。
- 勝手口
- 採光用の小窓
- トイレやお風呂の窓
- 上階のベランダ
- 上階の出窓
入念な下見をしている空き巣犯は、住民の行動パターンを把握し、その小さな隙を狙って侵入しようとします。特に普段から鍵をかける習慣が薄い方は注意が必要です。
防犯性の高い鍵へ交換・追加する
ピッキングによる侵入を防ぐには、防犯性の高い鍵への交換や追加が効果的です。
防犯性の高い鍵には以下の種類があります。
- ディンプルキー:鍵足に複数のくぼみがあり、すべて一致しないと開かない
- ロータリーディスクキー:正しい配置でないとロック盤が回らない
空き巣犯は侵入に5分以上かかると、その7割は犯行を諦めるといわれています。
「防犯性が低い鍵を使っている」「鍵が一つしかない」場合は、経験豊富な専門業者に交換や追加を依頼するのがおすすめです。
防犯カメラやセンサーライトを設置する
人の動きを感知して点灯する「センサーライト」や、犯行を録画する「防犯カメラ」は、高い抑止効果が期待できます。
空き巣犯は侵入が発覚するリスクの高い住宅をターゲットから除外する傾向があるため、防犯意識の高さを示すことが重要です。
センサーライトや防犯カメラは、死角になりやすい以下の場所に設置するのが効果的です。
- 家の裏手
- 勝手口
- 玄関前の目隠し付近
特に一戸建て住宅は住宅の立地によっても死角になりやすい場所が異なります。一度、家の周囲を確認してみましょう。
足場となる脚立やゴミ箱を撤去・移動する
窓やベランダ付近に足場となるものがあると、2階や高い位置にある窓から侵入されるリスクが高まります。
足場になりやすいものには、以下のような例が挙げられます。
- 脚立
- 大型のゴミ箱
- ガーデンラック
- 自転車
- 物置
- エアコンの室外機
物置や室外機など移動や撤去が難しいものがある場合は、近くに防犯カメラやセンサーライトを設置するのが有効です。
家の周囲の整理によって、防犯意識の高さをアピールし、空き巣犯に狙われにくくする効果も期待できます。
窓ガラスに防犯フィルムを貼る
空き巣犯は窓ガラスの鍵部分だけを割り、侵入してくる場合があります。一般的なガラスは数秒で割られてしまうため、厚みのある防犯フィルムを貼って対策しましょう。
クレセント錠の周辺に防犯フィルムを貼ることで、叩いてもガラスが割れにくくなり、窓からの侵入リスクを抑えられます。
また、外側に「防犯フィルム施工済み」と分かるステッカーを貼ることで、空き巣犯に狙われにくくなる効果が期待できます。
照明やテレビを活用して在宅に見せかける
空き巣犯は不在のタイミングが決まっている家や、長期間不在の家を狙う傾向があります。そのため、狙われないようにするには、在宅に見せかける工夫が必要です。
在宅に見せかけるには、以下の方法があります。
- タイマー機能で照明やテレビをつける
- スマートリモコンで電動シャッターを開閉する
- 換気扇を回したままにする
また、郵便物や置き配の荷物を放置するのも不在が分かる要因の一つです。旅行や帰省で長期間家を空ける際は、新聞や郵便物の配達を停止しましょう。
まとめ
この記事では空き巣に狙われやすい家の特徴と、具体的な犯罪防止策について解説しました。
空き巣被害を防ぐには、空き巣に狙われにくい環境を整えることが重要です。単に防犯グッズを設置するだけでなく、「どうすれば空き巣犯が諦めるか」といった視点を持ち、効果的な対策を組み合わせましょう。
マルチ救急24では防犯性の高い鍵への交換や、鍵の追加工事のご相談を承っています。空き巣対策にお困りの方は、ぜひお気軽にご連絡ください。
【Q&A】
- 空き巣対策で優先的に取り組むべきことは何ですか?
施錠習慣の徹底です。
そのうえで、ディンプルキーへの交換や補助錠の追加など、玄関や窓の鍵の防犯性を強化しましょう。
- 鍵の交換や防犯対策の相談はどこに頼めばいいですか?
鍵の専門業者への相談がおすすめです。
ホームセンターで販売されている鍵を自分で付け替えることもできますが、防犯性が落ちるリスクがあります。経験豊富な専門業者に依頼すれば、自宅環境に適した対策を提案してもらえます。

