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洗濯機の排水口つまりの解消方法は?原因と優良な業者の選び方も解説

洗濯機の排水口つまりの解消方法は?原因と優良な業者の選び方も解説

「洗濯機の排水口つまりで水が流れない」「悪臭が気になる」

そのようなトラブルは、放置すると状況が悪化し、思わぬ故障や水漏れにつながるケースもあります。

洗濯機の排水口つまりは、正しい原因を知り、適切に対処すれば解消できます。しかし、自分で対応が難しい場合は、プロに依頼するのが最も安全な方法です。

この記事では、排水口つまりの原因、自分でできる直し方、業者選びのコツまで分かりやすく解説します。

すぐに解決したい場合は、24時間対応のマルチ救急24へご相談ください。

洗濯機の排水口つまりはなぜ起こる?|よくある原因

洗濯機の排水口つまりはなぜ起こる?|よくある原因

排水口つまりを解消するには、まず原因の特定が重要です。

ここでは、洗濯機の排水口つまりを引き起こす、代表的な3つの原因について解説します。

 ゴミ・汚れが排水スペースを塞いでいる

洗濯機の排水口つまりの最も一般的な原因は、衣類から出る髪の毛や繊維、皮脂汚れなどのゴミです。これらのゴミが排水ホースや排水口の奥で絡まり合い、排水スペースを徐々に狭めていきます。

さらに、洗剤や柔軟剤を規定量より多く使用すると、溶け残りが汚れと混ざって固形化しやすくなります。排水管の内壁に汚れが付着すると、排水口つまりを引き起こしやすくなるのです。

特に、お風呂の残り湯を使用している場合は、石鹸カスや入浴剤の成分もつまりの原因となるため注意が必要です。日々のわずかな汚れの蓄積が、大きなトラブルにつながります。

 糸くずフィルターを掃除していない(ドラム式の場合)

ドラム式洗濯機は縦型に比べて使用水量が少ないため、皮脂汚れや水垢が流れにくく、つまりが発生しやすい構造です。

さらに、ドラム式は糸くずフィルターが洗濯機下部の排水経路内に配置されています。このフィルターを定期的に掃除しないと、ゴミや汚れが蓄積して排水経路がつまり、排水トラブルにつながります。

一方、縦型洗濯機の糸くずフィルターは洗濯槽の側面にあるため、フィルターのつまりが直接排水口つまりを引き起こす心配はほとんどありません。

 部品の破損・水道管の凍結で排水できない

排水口つまりは、ゴミや汚れ以外の物理的な原因でも発生します。

排水ホースの折れ曲がりや潰れ、排水トラップなどの部品の破損があると、正常に排水できません。その結果、洗濯機にエラー表示が出たり、排水が逆流したりする原因となります。

各部品に異常がないか確認しましょう。

また冬場に屋外で洗濯機を使用している場合は、外気温の低下によって排水経路が凍結し、排水不良を引き起こす場合があります。

洗濯機の水抜きや、洗濯機上部を毛布で保温するなど、対策をしておくと安心です。

洗濯機の排水口つまりを放置するとどうなる?|発生する症状

洗濯機の排水口つまりを放置するとどうなる?|発生する症状

洗濯機の排水口つまりを放置するとどのような事態が起こるのでしょうか。

ここでは発生する主な症状を紹介します。

 洗濯機にエラーが表示される

排水口つまりが発生すると、洗濯機の排水センサーが異常を検知し、「排水エラー」が表示されます。エラーコードはメーカーによって異なりますが、多くの場合、洗濯機は途中で運転を停止してしまいます。

完全につまっていない軽度な状態であれば、時間が経つと排水が徐々に流れ、エラーが一時的に解消されるケースもあるでしょう。

しかし、頻繁に同じエラーが発生する場合は、排水口つまりが原因である可能性が高いため、放置せずに早めの原因確認・対処が必要です。

 排水口から悪臭が出る

洗濯機の排水口には、下水からの臭いの逆流を防ぐための排水トラップが設けられています。

排水トラップは、常に少量の水をためておくことで、下水からの臭気を遮断するフタとして機能する仕組みです。

しかし、排水口つまりが発生すると、このトラップ内の水(封水)が流出して空になり、下水特有の悪臭が室内に逆流してしまいます。

また、排水口つまりで流れが悪くなったトラップ内の水や汚れ自体が腐敗し、不快な悪臭を放つ原因にもなるため、つまりの放置は避けるべきです。

 排水の逆流が起きる

排水口つまりによって排水がスムーズに流れなくなると、洗濯パン(防水パン)に水が逆流し、あふれ出す場合があります。

この水漏れを放置すると、床材の腐食や傷みにつながり、最悪の場合には階下への浸水被害を引き起こすおそれがあります。

防水パンがない床に直置きしている場合は、気づかないうちに床が水浸しになっている可能性もあるため、早急な対処が不可欠です。

洗濯機の排水口つまりは自分で解消できる|掃除の手順

洗濯機の排水口つまりは自分で解消できる|掃除の手順

洗濯機の排水口つまりは、正しい手順を踏めばご自身で解消できるケースも少なくありません。

掃除を始める前に、まずは以下のアイテムをご準備ください。

  • バケツ、タオル、雑巾
  • ゴム手袋、マスク
  • 歯ブラシ、スポンジ
  • 洗浄剤(重曹、酢、パイプ洗浄剤など)

これらの準備ができたら、次の手順に従って安全に掃除を始めましょう。

 手順①洗濯機の電源を切って蛇口を閉める

まずは洗濯機の電源をOFFにして、電源コードをコンセントから抜きます。なぜなら洗濯機は非常に高い電圧を使用しており、電源コードをつないだまま濡れた手で作業をするのは危険だからです。

作業中に誤って感電しないように、必ず電源プラグがコンセントから外れているのを確認してから作業するようにしましょう。

電源をOFFにし、電源コードをコンセントから抜いたあと、給水用の蛇口を閉めます。蛇口が開いたまま洗濯機を移動させてしまうと給水ホースが外れて水があふれ出てきてしまうため、しっかりと閉めましょう。

 手順②洗濯機を移動させて排水口のパーツを取り外す

まず、排水ホースの状態を確認するため、洗濯機を壁から離して移動させます。この際、無理な力をかけずに優しく引き出すのがポイントです。排水ホースが折れ曲がったり潰れたりしていると、それだけで排水が阻害される原因となります。

また、洗濯機内に水がたまっている場合は、バケツなどで事前に水をすくい取っておきましょう。

排水口つまりの多くは、排水ホース、排水エルボ、排水トラップなどのパーツにたまった汚れが原因です。これらのパーツを取り外し、目に見えるゴミや汚れを丁寧に取り除いてください。特に糸くずや異物がたまりやすいフィルター部分は、念入りな掃除が重要です。

 手順③排水口の内部を掃除する

排水口の各パーツを取り外したら、いよいよ内部の掃除です。市販のパイプ洗浄剤を使用する場合は、排水口内に薬剤を注入し、製品に定められた使用量と規定時間(一般的に15~30分ほど)を守って放置します。

規定時間を超えて放置すると、溶けた汚れが再び固まり、逆に排水口つまりを悪化させるケースがあるため、必ず時間を守りましょう。放置時間が終了したら、水をゆっくりと注ぎ入れ、薬剤と溶けた汚れをしっかり洗い流してください。

自然由来の素材を使いたい方におすすめの方法は、重曹と酢(またはクエン酸水)を使った方法です。まず重曹(1カップ程度)を排水口に入れ、その上から酢などをかけると、化学反応で泡が発生します。この泡と熱が汚れを浮かせて分解する効果を発揮するでしょう。30分ほど置いたあと、ぬるま湯で丁寧に流せば、排水管内の汚れを効果的に除去できます。

 手順④取り外したパーツを戻して電源を入れる

排水口内の薬剤を完全に洗い流したあと、取り外したときとは逆の手順で各パーツを慎重に取り付けます。取り付けの順番やパーツの向きを誤ると、正しく装着できず、排水口が正常に機能しなくなるため、十分な注意が必要です。

パーツを戻す際、排水エルボを取り付ける前に、排水トラップへ水を注入しておきましょう。これは水のフタ(封水)を作り、配管内からの悪臭の逆流を防ぐための重要な作業です。

すべてのパーツを戻したら、洗濯機を元の位置に戻し、少量の水を入れて排水テストを行いましょう。これにより、部品が正しく機能しているか、排水がスムーズに行われるかを最終確認できます。問題がなければ、通常通り洗濯機が使用できます。

洗濯機の排水口つまりが直らない場合は?|業者の選び方

洗濯機の排水口つまりが直らない場合は?|業者の選び方

自分で対処しても洗濯機の排水口つまりが直らない場合は、専門業者に相談するのがおすすめです。

ここでは、洗濯機の排水口つまりが発生したときに修理を依頼できる業者の選び方を解説します。

 実績豊富で技術力がある

優良な業者を選ぶには、実務経験の豊富さと技術力が重要です。

「給水装置工事主任技術者」などの専門資格を持つスタッフがいる業者であれば、技術面でも信頼できます。実績が豊富な業者は、さまざまなつまりの事例を経験しているため、迅速に原因を見極め、柔軟に対応してくれるでしょう。

業者の実績は、公式サイトや口コミで確認できます。

 事前に無料見積もりがもらえる

業者を選ぶうえで、事前の見積もりチェックは非常に重要です。まずは候補の業者から無料で正確な見積もりを取得できるかを確認しましょう。

さらに、一つの業者に決めず、複数の候補から見積もりを比較する相見積もりの取得をおすすめします。相見積もりを行えば、各社の料金体系が一目で分かり、費用相場の確認が容易です。

また、「A社は安い」「B社は特別なサービスがある」といった提案内容やホスピタリティの確認、適正な料金での交渉にも役立ちます。安心して依頼するためにも、必ず複数社の見積もりを取得しましょう。

 24時間いつでも対応してもらえる

洗濯機の排水口つまりは予期せず発生するもので、特に水漏れをともなう場合は早急な対応が不可欠です。そのため、依頼したい業者が24時間いつでも対応可能かの確認が重要です。現時点でトラブルがなくても、いざというときに備えて24時間対応可能な業者を把握しておくと安心感があります。

ただし、24時間対応している業者であっても、基本料金とは別に出張費や夜間料金などの追加費用が発生する場合があります。費用を抑えて依頼したい方は、これらの追加費用がかからない業者を選ぶのが理想です。

また作業料金が安価でも、出張費などを含めたトータルの料金では高額になるケースがあるため、事前にしっかりと見積もりを取り、総額で判断するようにしましょう。

洗濯機の排水口つまりをすぐ直したい!|マルチ救急24へ

洗濯機の排水口つまりをすぐ直したい!|マルチ救急24へ

「自分で解消できなかった」「今すぐこの水漏れを止めたい」という緊急時は、マルチ救急24にご相談ください。当社は洗濯機の排水口つまりを含む、排水管の各種トラブルにすぐに駆けつけます。

また、つまりを未然に防ぐための予防洗浄も承っております。薬品洗浄は18,000円〜(税別)、ジェット高圧洗浄は25,000円〜(税別)で対応可能です。

一般住宅だけでなく、アパート・マンション・店舗など幅広く対応しておりますので、お困りの際はお気軽にお問い合わせください。

まとめ

排水口つまり 洗濯機_まとめ

洗濯機の排水口つまりは、髪の毛・繊維・洗剤カスなどの汚れや、排水ホースのつまり、フィルターの目づまりが原因で起こります。

放置するとエラー・悪臭・逆流・水漏れなどに発展するため、早めの対処が大切です。

自分で直せる場合もありますが、改善しない・水があふれている・原因が分からない場合は無理せずプロに依頼しましょう。

業者選びは料金の明確さ・実績・24時間対応かどうかがポイントです。急ぎで解決したい場合は、マルチ救急24が迅速に対応しますので、ぜひお気軽にご相談ください。


【Q&A】

洗濯機の排水口つまりはなぜ起きるのですか?

洗濯したときに発生する細かい繊維やゴミなどで排水ホースがつまることや、糸くずフィルターを掃除していないなど、さまざまな原因で発生します。

洗濯機の排水口つまりを直してもらいたい場合の業者選びのポイントはありますか?

事前に無料の見積もりを取って業者を比較検討し、どのくらい実績が豊富かをホームページなどを見て確認しましょう。